デザイナーからディレクターへと仕事内容がシフトチェンジして行った当時。
ずっとデザイナー一本できていたので、感覚に頼るところが強く、ロジカルに物事を考えない(というか、そういう筋道に沿った話を展開するのが苦手でした)特徴があったので、今後は「提案書のクオリティ」をアップしていきたい!
というのが当時の自分の課題でした。
そんな時、当時所属していた会社で、東京の某エネルギー系会社さまの仕事を担当させて頂いていました(当時は東京に住んでいたので)。
そこの広報担当様とはよくお食事なども行く機会もあり、そういった中で私の個人的な課題をお話していました。
すると、ある日、その担当の方から、たまたま営業に来られた某有名マーケティング会社様の提案資料を見せてあげる!と言われ、ぜひ拝見したいと拝見させていただきました。
そこで見た感想が「すげーっ!」の一言。
まぁ分厚いし、データ多いし、ストーリーとして一貫した流れがあるし・・・
その後、そのエネルギー会社様に某マイクロサイトを提案し、受注できたんですが、その時の提案書は、その時見せて頂いた提案書をかなり意識して書いた覚えがあります。
もともとデザイナー時代、「いいと思ったものを見て真似しろ!」的に教えられてきた世代の人間なので、そういった、人のよい部分を見よう見まねで取り入れるのは得意だったので。
もちろん今でも、何も完成したと思わないし、あの時と同じように、「すごいなぁ」と感じた要素はどんな仕事にも取り入れるようにしていますが、いつかは私自身が成したことを「すごいなぁ」と誰かにパクって(いい意味でね)頂けるような仕事をしてみたいですね。
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