ウェブ屋の備忘録

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無性に元気がほしくなる時に読む本

夕べはほぼ徹夜で死にそうな私でした。

やはり、こういうときほど 元気がほしい!

肉体的にはごはんを食べれば元気が出るのですが、 精神的に疲れたとき、ブルーなとき、 そういう時ははげましてくれるような コンテンツに触れるのがよろしいかと…

私がおすすめなのがコレです…

がんばっていきまっしょい (幻冬舎文庫)

がんばっていきまっしょい (幻冬舎文庫)

がんばっていきまっしょい」敷村良子著(幻冬舎文庫)

これは文庫本なのですが、 初版から変更されている部分があります。 今はこの文庫版しか入手できませんが、 私は初版の「マガジンハウス版」のほうが好きです。

AmazonKindleでもよめるようですので是非!

こんなあらすじでございます

進学校である松山東高校になんとか入学した悦子は、女子ボート部を設立し、初心者ばかりの仲間を集め、エネルギーをボートに注ぐ。「自分の居場所」を見つけ、張り切る悦子だったが、貧血と腰痛に見舞われ、大事な大会直前、ボートが漕げなくなってしまう。若さゆえの焦燥、挫折、淡い恋心…。「あの頃」を切ないまでに鮮烈に描く傑作青春小説。松山市主催第四回坊ちゃん文学賞大賞受賞作。

高校時代、陸上部だった私にとって ドツボな内容でした。 運動部で味わう充実感や勝負の敗北感、汗のにおい、淡い恋心、エトセトラ…。

がんばっていきまっしょい」とは松山東高校に伝統の、 体育や朝礼の時に気合をかける時のかけ声。 運動部だったら、必ず気合を入れるときに 「ファイトー!」「オー!」とかけるアレですよ。あれ。

「がんばって~いきまっしょい!」「しょい!」 とボート部員の女の子がみんなで声を 張り上げて気合を入れるわけです。

そんな、内容ですので、 高校時代、運動部でがんばった自分を思い出し、 「おし、がんばるか!」と思ってしまう逸品です。

実は映画からはいったのです

実は、この小説を知ったのは映画からでした。 松山在住の友人が「いいから、絶対見ろ!」ということだったので ミニシアターで見て、 水面をすっと駆けるボートの美しさに感動しておりました。 思わず、そのロケ地の海岸を見に行ったほどです。

アルタミラーピクチャーズの出世作。 地元フィルムコミッション全面協力によるオール松山ロケ。 いわゆる、松山ご当地映画。 だから、松山の友人が勧めたのか?

がんばっていきまっしょい オリジナル・サウンドトラック

がんばっていきまっしょい オリジナル・サウンドトラック

オリジナルサウンドトラック。 韓国のシンガー、リーチェが郷愁をそそります。 なんと、プレミアがついてます!

がんばっていきまっしょい DVD-BOX

がんばっていきまっしょい DVD-BOX

ドラマ化もされています。 DVD BOXなので観るのに根性いります。

小説、映画、ドラマ ぞれぞれと違う点はありますが、 どれも味わい深いのでオススメでございます。

秋も近づきましたので センチメンタルなってみてはいかがでしょうか。