ウェブ屋の備忘録

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たかが運転スキルとバックする勇気、されど運転スキルとバックする勇気

(私(女・Webデザイナー)も、ホッテントリメーカーを使用してタイトルを付けてみました。)

今日は運転の話です。

若かりし頃は、何も怖くなかった。 電柱にぶつかっても、縁石に乗り上げても、自分の家にぶつかっても 私は怖くなかった。(周りは迷惑していたと思う)

でも、子供が生まれてからは守るべきものができたからか、 運転が怖くなった。

とりわけ、元々得意ではなかったバックする勇気がなくなった。

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自宅周辺の道が車一台ギリギリ通れる幅しかないので、 前から車が来たら、必ずどちらかがバックすることになる。

私は自分の「運転スキル」(車が大破し、周りの家や物を壊してしまう可能性)と 向かい合う対向車の運転手の怒りを買う「勇気」を天秤にかけ、 必ず後者を選び、自分はバックせず相手にバックしてもらうと言う 選択を良しとしてきた。

そんな雨の降りしきるある日。 またもや激細の道ですれ違うはめに。

対向車の女性は、微動だにしない。

まるでエンジン切りましたか? いや、それとも、寝ているんですか? というぐらいの虚ろな目。

私の車の左は石の壁。 対して、対向車の左は住宅地の車庫。 相手には少しばかりその車庫に入れる余地は、あったはずなのに なぜ動かない?

私は、一応10cmぐらい下がってみたり、キョロキョロしたり、 誠意は見せていたが、およそ3分が経過し・・・ 「絶対に動きません」、という相手のよく分からない強い意志に根負けしたのでした。

急勾配の坂をバックして登る勇気は無かったので 前進してすれ違う方を選んだ。

サイドミラーをたたみ、雨が降っていたけれど窓を開けて。 右と左がそれぞれ1cm程しか空いてないのではないかという 究極のすれ違いをやってのけました。

ほんの少しの達成感と、絶望的なイラ立ちの間で 私は「・・・アカンやろ」と心の底から、 自分の今までの行いを恥じたのでした。

これからは、対向車の運転手が運転が苦手そうだったら 率先してバックしたり、道を譲れる自分でありたいと 思います。(なるべくですが) 運転にかぎらず苦手なことから逃げないぞ、と誓ったのでした。

運転テクニックおさらいBOOK 新版

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