ウェブ屋の備忘録

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感動。三鷹の森ジブリ美術館にて

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今さらですが、、このブログは1人ではなくて私達Web屋の 複数の人間で記事を書かせて頂いてます。

やたらと登場する、「アラフィフ」「40代後半」の 投稿者と私は別人ですので宜しくお願いします。

誰も興味ないと思いますが、、、 私は女性・子持ちデザイナーTです。

3ヶ月ほど前に家族旅行で東京へ行きました。

天候が悪くスカイツリーとか行けなかったのですが、 ずっと行ってみたかったジブリ美術館に行くことが できて、それだけで感無量でした。

なんせ小学生の頃からの宮崎駿ファンですので 彼の作品は何度も何度も繰り返し見て来ました。 特に初めて映画館で見た「魔女の宅急便」は大好きな作品で 50回以上は見てると思います。 子供が生まれてからは息子が大好きな「となりのトトロ」も 50回以上、、、いや、もっと見てます。

ストーリーどころかセリフも覚えてしまう程なのですが、 ジブリ美術館では新しい発見がたくさん! 子供も夫も放ったらかして、数々の絵コンテや セル画に見入ってしまいました。 (その間に子供が庭にあった水がめを覗き込んでおでこを打って出血)

館内は写真撮影禁止でなんともはがゆく 言葉でどのように説明していいのか分からないのですが 宮崎駿監督の圧倒的な画力、作品にかける思い、常人では 思いつかない世界観・想像力のすごさは涙がこみ上げる程 ひしひしと伝わって来ました。

もちろん映画は彼が一人で作るものでなく、 たくさんの人でつくり上げるものなのですが、 その中でも「色指定」「色彩設計」といわれる 仕事の様子が少し垣間見れることができて、これまた 感動してしまいました。

今はもうこんなやり方をしていないのかもしれないのですが 数万種類のインク?の中から1作品400色とか500色とかの 色を選んで一枚一枚の絵の一つ一つのモノに手書きで 色番号が書き込まれている様に、職人のすごさを感じました。 途方も無い作業量だと思います。

例えば「魔女の宅急便」は作画枚数/67,317枚、使用色数/462色 ・・・とのことで、 中途半端な気持ちや体力では絶対に成し遂げられないはず だということは分かります。

自分は仕事でそんな風に作品を扱っているのか、 いろいろと考えさせられました。

昔上司に、デザイナーは社内で仕事しているだけが仕事じゃない。 どんなときも外の世界にアンテナをはって 良い物を見たり感動したりすることが仕事の糧になると 言われていたのですが、本当にその通りだと思います。

スタジオジブリの歌

スタジオジブリの歌