僕がトーテムポールを作ることで学んだこと
中学のときの話。 トーテムポールを作るという、美術の授業があった。 彫刻等を使って木を削り、3つの顔を作る。
上の顔、真ん中の顔、下の顔の目、鼻、口それぞれを 教科書で紹介されていた3つの例からひとつずつ真似をして作った。 そしたら、先生にものすごく上手だと褒められた。
どんな顔にするかを考えるのが面倒でズボラをかましたわけだが、出来栄えは非常に良いものになったようだ。
このことから、僕は以下のことを学んだ。
僕たちが考え付くアイデアなんて、たかが知れている
僕が作ったトーテムポールは、自分で一生懸命考えて作られた同級生のそれよりも、ぶっちぎりで良いものになった。 どれだけ一生懸命考えたところで、過去に作られた素晴らしいアイデアを真似した方が勝る。
ジェームスWヤングも、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」って言ってる。
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
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だから、ウェブデザインも巷にあふれる素晴らしいデザインからどんどんと真似をすれば良いと思う。
■ IO3000
■ ズロック
■ S5
ちなみに、丸ぱくりを推奨しているわけではないので悪しからず。 そんなことしたって、クライアントのニーズには応えられないだろうし、何より自分の身に付くものは皆無だ。