ウェブ屋の備忘録

日々の業務で工夫していることや便利なツール、新たに得た知識などを共有しています。

インターネット

ライブドアCTO小飼弾さんが、 「私の娘たちが成人する頃にも陳腐化していないはず。」 と評したこの本。

この本が書かれたのは1995年ですが、いま読んでも非常に面白いものでした。 18年も前に書かれた本だなんて、ヒデキ感激です。

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著者の村井純さんは、日本のインターネットの父とされ、「ミスター・インターネット」と呼ばれるすごい人。 (Wikipedia

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いい加減な技術の集合体であるということ

インターネットで大切なのは、コンピュータとコンピュータの間で、データが絶対に着かなくてもいい、でも「ほとんど着く」ということなのです。 そのくらいのレベルでとにかくつないでおいて、その上の信頼性がほしいときは、「ほとんど着く」のだから何度もやれば確実につくだろうという考え方です。

世界中の頭いい人が集まって、カンペキな技術を駆使されていると思っていました。

しかし、インターネットってものすごく「いいかげん」なものだったのです。 実はアイデアと工夫を積み重ねた上で成り立っています。

プログラムが簡単

プログラムが単純であることは、二つのよい結果をもたらします。 一つは、そのプログラムは、小さなコンピュータでも動くということ、 もう一つはそのプログラムは、誰にでも書けるということです。

偏差値43の文系大学卒の僕でも、ちょこっと勉強しただけでプログラムが書けてしまうぐらい、プログラムが簡単です。 そして、目の前にあるこのパソコンで動く。

それだけ誰でもが参入でき、支える人間も多くなるということです。 魅力的です。

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といった具合に

  • インターネットとは何か?
  • 共有という思想
  • 黎明期のお話
  • これからのインターネット
  • セキュリティについて

などが学べる一冊でございます。

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インターネット (岩波新書)

インターネット (岩波新書)