プログラミングを覚えるために、たくさん参考書を読んで、たくさんサンプルコードを写しました。
手書きで、PCで、とどちらもやりましたが、どうも手書きのほうが頭に入るようが気がしています。
手書きからPCへ
最初は手書きでやっていました。
勉強はもっぱら昼休みに喫茶店で行っていたのですが、当時はノートPCを持っておりませんでした。
参考書を読み、出てきたサンプルをノートに書き写す。それをひたすら繰り返していました。
その後、すぐに動作を検証したいのと、より実際の作業時に近い環境のほうが身につくのでは、ということでノートPCを買いました。
昼休みになればノートPCと参考書を持って喫茶店へ行きました。
参考書を読み、出てきたサンプルをPCに打ち込む。すぐさま動作を確認することはできたのですが、コードは右から左へすり抜けていったように、記憶には残りませんでした。
手書きのほうが頭に入る理由
以下のふたつの理由で、手書きのほうが頭に残るのではないか、と思います。
1.ひとつひとつ形の違う文字を書くということ
たとえば「a」と書くのと、「a」と打ち込むのとの違いです。
独特の丸みのある「a」と書いた場合、「a」と書いたということが指先から脳に伝わる。
「a」とキーボードを打つ場合は左小指を落とすだけです。動きでいえば「q」や「z」と打つのとほぼ同じ。いま何の文字を打ったのか、ということが記憶に残りにくいのではないかと思うのです。
2.時間がかかるということ
キーボードで打つよりも書いたほうが時間がかかります。(計ったわけではないですがたぶん)
なので書いている間、多くのことを考えることができます。
「これは英語そのままの意味やな」「何回もでてきたな」などと考えながらなので記憶に残りやすいのではないかと思います。
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人によるのかもしれませんが、僕には手書きのほうがしっくりきているようなので、しばらくは手書きで勉強してみます。