ウェブ屋の備忘録

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ソーシャルはもう聞き飽きた!

最近、なにかといえば「ソーシャル」という言葉聞きませんか?

ツイッターフェイスブック、 つぶやく、いいね。

たまにはこの言葉を聞かない日があってもいいよねって 思ってしまう今日この頃です。 みなさん、いかがおすごしでしょうか?

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今日はそんな「ソーシャル」に食傷気味のあなたに ぴったりのタイトルの本の紹介です!

ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)

ソーシャルもうええねん (Nanaブックス)

  • 作者: 村上福之
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2012/10/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 4人 クリック: 153回
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「ソーシャルもうええねん」村上福之著

タイトルからしてめっちゃ挑発してます(笑)

一見ソーシャルに否定的かと思いきや、 紐解いてみると、意外と内容は肯定的だったりします。

著者の執筆している、 ITメディアオルタナティブブログ、誠ブログ、BLOGOS、エンジニアtype などで書かれたブログを加筆修正してまとめたもの。

フェイスブックの「いいね」は実はお金で買えちゃう話や モバゲーを支えているのは実はトラックの運転手さんや介護関係の人だったとか スキルは仕事でお金もらったほうが身につく話や とにかく自分でなんでもやらずに人にも頼りなさいという ITエンジニアに対する応援メッセージだったり。

一気に楽しく読めました。

ですが!

話はこれだけではありません。 この本の制作過程やプロモーションが実に面白かった。

タイトルが「ソーシャルもうええねん」なのに めちゃくちゃソーシャルを駆使してやってます。

例えば、 本のカバーイラストをツイッターで漫画家の佐藤秀峰さんに依頼したり、 たまたまツイッターでつぶやいた「ソーシャルもうええねん」という言葉が、 担当編集者の目に留まり、本のタイトルに決まってしまったなんて話も。 書店の配本状況を自らつぶやいたりとかいろいろやってました。 なんだかすげ~です。

詳しくは以下をご参照ください。 非コミュプログラマーが『ソーシャルもうええねん』を出版するまで(前編) 超アナログな出版業界に戸惑う僕を救った、ソフトウエア業界の太古の神話(出版裏話:後編)

実はソーシャルの力ってすごいんだなあと 改めて実感する内容であります。

とにかく、面白いの一言。 おすすめいたします!