ウェブ屋の備忘録

日々の業務で工夫していることや便利なツール、新たに得た知識などを共有しています。

ナニワのビルゲイツ参上!

みなさんこんにちわ アラフォーのWeb屋でございます。

…というブログの書き出しに 弊社の女子社員一同から思いっきりツッコミがはいりました(笑)

「アラフォーちゃいますやん。四十代後半はアラフィフです!」

たしかにそうです。すみません。 少し、サバ読んでました。 改めさせていただきます。(笑)

「40後半」のWeb屋でございます。

本題にはいります。

カテゴリーが「最近見た変な人」ですが 今回はいい意味での「変った人」

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数日前の朝、いつもどおりに 自転車で突っ走っていると、なつかしい人とばったり!

「おう!久しぶりやなあ~、元気しとるか?」

その人は前職で同じ会社だった人で、 今は独立してシステム系の会社でがんばっておられます。

もともとは、前職のシステム開発室で システム系の仕事をされていて、 一時期Web部門のリーダーになって 私の上司でもあった人です。

この人が普通のシステム畑のひととはちょっと違った変な人でした。

当時、周囲の人たちは、彼のことを 「ナニワのビルゲイツ」と呼んでおられました。

普通、システム畑のひとたちは きちんと要件を定義し、 きちんと内容を整理し、 きちんとプランをたて、 きちんと書類にまとめて きちんと手順を踏んで開発する、 と印象だったのですが、 その人は違っていました。

クライアントA「こういうことやりたいんだけど、できます?」 ビルゲイツB「あ、できます。できます」 A「あ、やっぱり、ここはこうしたいんやけど」 B「あ、できます。できます」

普通であれば「持ち帰って」検証して 確実にできることがわかってから回答なのですが、 その場で「できる」と返答。 おまけに「こんなこともできまっせ!」 と大風呂敷を広げてしまうこと少なからず。

はたで見ていた私は「そんな風呂敷ひろげて大丈夫かなあ?」 と思っていたのですが、 その人は広げた風呂敷をきちんと必ずたたんでおられました。 難しい要件も、ごり押しでクリアー!

さすがは「ナニワのビルゲイツ」 これも、いくつもの経験則から 本能的に判断しておられたんでしょうね。

思うに、ケースによっては 風呂敷を広げて、お客様に安心していただく事も 大事なのではと思いました。

どんな無茶と思える要件も がんばって構築すると、 時間はかかってても 気がついたら解決していたなんてよくあります。

このような事を思い出しながら 「また、どっかで一緒に仕事しような」 といいながら、去っていく「ナニワのビルゲイツ」さんを 私は見送っておりましたとさ。

ビル・ゲイツ I

ビル・ゲイツ I